昨年の『秘密のケンミSHOW』で取り上げられていたのを見て、子供の頃のお正月にはボイルダコと共に酢ダコが食卓に出ていたのを懐かしく思い出していました。
「酢ダコ」の意味・言われを調べてみると・・・
酢ダコは、関東以北で食されるおせち料理で、酢で味付けすることにより日持ちするようになるので、いつも忙しい母親にお正月はゆっくりしてもらおうという計らいがあります。
タコは茹で上げると吸盤とそれ以外の部分で色鮮やかな紅白模様になるため、おめでたい「おせち料理』にもってこいの食材です。
古くから赤色には「魔除け」の意味があるとされている上、たこが真っ黒な墨を吐いて敵から逃げる姿も「苦難を煙に巻く」と捉えられるので縁起が良いとされています。また、「多幸(たこ)」と漢字を当てることができるので「一年間幸せでいられますように」との願いが込められています。
タコの足は8本あり、この8という数字は末広がりという縁起のいい数字の上、タコは「多幸」と当て字になり、「一年間幸多かれ」との意味が込められています。
また、タコが墨を吐いて敵から身を守る習性から「苦難を煙に巻く」という意味で良い食材とされているそうです。
今年は「一年間幸多かれ」願いを込め酢ダコを頂き
懐かしい思い出と共に舌鼓を打ちました。
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