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空き家の悩み~郵便物はどうすれば良い?

空き家の悩み~郵便物はどうすれば良い?

転勤で住むことができない、実家を相続したものの住むことができない…そんな場合に気になるのが郵便物です。「郵便物がたまっている」、「草むしりができていない」となれば、いかにも空き家と言う感じになってしまい、不用心ですね。そんな悩みへの対策について考えてみましょう。

■対策1 郵便局に転送届を出す

引っ越しの場合には、郵便局に転送届を出しておきましょう。
1年間転居先に転送してくれ、延長届を出せば転送に応じてもらえます。
実家を相続した場合には、故人あてに郵便がくることもあります。
郵便局では、電気メーターが止まっているなど、明らかに空き家の場合は、「お尋ね」用のはがきを郵便受けに入れて行き、返答がなければ配達を中止します。
しかし、宅配メール便のダイレクトメールもありますし、完全に止めるのは難しいケースも…。

■対策2 管理会社に任せる

ダイレクトメールなどは、住人が亡くなったあとでも、空き家になっていれば、そのまま、たまってしまう事があります。
住んでいるところから遠いと、回収し処分することも難しく、放火の標的になるのではないか、不審者に入り込まれないかなど不安です。
月に1度ほどの巡回を5,000円~10,000円程度で行うサービスがあり、こうしたものを利用する方法もあります。

■対策3 賃貸にして誰かに住んでもらう

相続したけれど住むことができずに空き家になっている場合は、建物が傷んでしまうことも心配です。
誰かに住んでもらえれば、郵便物がたまることや、締め切っていることでの建物の劣化も解消されます。
ただ、賃貸にするなら、設備の入れ替えや、リフォームをしなければならない場合もあります。
郵便物がたまる空き家の悩みは解消されても、賃貸物件として管理会社に依頼しなければならないでしょうし、必ず入居者が見つかるとは限りません。

■対策4 売却する

空き家を所有していると、郵便物だけではなく、害虫発生や建物の劣化など心配なことがあります。
所有者である限り、台風で壁の一部が飛んで周囲に迷惑をかけたり、通行人に怪我をさせたりすると責任を負わなければなりません。
また、築年数が経過してからでは売却しようにも、建物の価値はゼロか取り壊し費が掛かるというケースもあります。
「売却して肩の荷がおりた」と感じる空き家所有者は多いものです。
・相続後、なんとなく愛着だけで手放せずにいる
・住むことができず空き家にしたまま処分を迷っている
・この先管理していけるのか不安を感じている
そんな場合には、不動産の買い取りを得意分野としている業者に相談してみると良いでしょう。

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