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平井二丁目付近地区における不燃化特区~どんな対策をしているの?

平井二丁目付近地区における不燃化特区~どんな対策をしているの?

平井二丁目付近地区は地震や台風などの災害時に火災が起こった時、延焼しやすい
地域になっています。
最近では東日本大震災、熊本地震などがあったり、近い将来南海トラフ自身などの
大きな災害が起こったりしないとも限りません。不燃化特区の平井二丁目付近での
取り組みをお伝えしていきます。

■どうして不燃化特区とされているのか?

不燃化特区である平井二丁目付近地区の多くの道路の幅は、4メートル以内と狭くな
っているので、災害が起こった時、消防車が出動できないなどの困難が生じてしまう
そうです。そのため、道路幅を広げ6メートル以上にするなどの整備が必要となります。

阪神大震災では、老朽化した木造住宅の火災事故も後の課題となりました。予防として、
平井二丁目付近地区の老朽化した木造住宅も除却し、建て替えをする必要がある様です。
江戸川区をあげて、これらの木造住宅が建て替え出来る様に、助成金などの支援をする
取り組みが行われています。

■共同住宅や高齢者住宅の老朽化物件への取り組み

共同住宅や高齢者が住む木造住宅についても、除却、建て替えのための助成金が支給さ
れるなどします。特に、高齢者住宅については、除却後建て替えるというよりは、公営
住宅へリーズナブルに住み替えできるような体制づくりも進んでいます。自ら探す事
が出来る様にと、民間不動産の情報も増やすなどする対策もとられているようです。

また、住宅コンサルタントや士業を派遣し、住民の皆様に助成金の紹介や現状を分かり
やすく説明する相談事業も開催されている様です。

■道路幅の問題への取り組み

4メートルほどの道路では、災害が起こった時逃げている間も危険が迫ります。そこで、
道路幅を6メートル以上に広げる事で、避難時に備えられる様にしています。さらに、
緊急避難場所である公園も少ないので、公園を増やす取り組みもしています。そうする
事で、避難通路、避難場所、一時避難場所の確保につながります。

■不燃化特区により火災に強い街づくり

老朽化した建物を建て替えすれば震災などがあっても倒れにくくなります。その結果、
火災につながりにくくなり、燃えにくい建物のために延焼のリスクも減少していきます。
平井2丁目付近地区はこれからも、災害や火災に強い街へとリニューアルされていく事
でしょう。

 

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