空き家は田舎では問題の1つとなっています。
国土交通省による「住宅団地型既存住宅流通促進モデル事業」により、
地域で空き家を作らない対策をしている市町村もあります。
空き家をリフォームし、賃貸住宅にするためのポイントをお伝えします。
■空き家のイメージは暗い?
空き家を賃貸してみませんかという問いに対し、
多くの人はこの様に思うのではないでしょうか。
・古い
・現代のデザインにあっていない和室ばかりで構成されている
・壁や床も汚そう
・お風呂やトイレも汚そう
長年人が住んでいたところへ住むのですから、使用感がある事は否めないでしょう。
しかし、リフォームを取り入れる事で、より賃貸物件として利用されやすくなる様です。
■どんなリフォームが効果的?
例えば、3DKの和室ばかりの家だったとします。
キッチン以外はすべて8畳の和室だった場合、
思い切って和室2室をフローリングのリビング1つにしてしまうなどです。
そうすることで16畳の新品のリビングのある家に早変わりします。
ハードスモーカーがいた場合
壁は大きなリフォームポイントです。
タバコのヤニでなんとなく黄ばみがみられる壁を一新する事で、
新品のようなフレッシュさを出す事ができます。
照明もポイントです。今風のインテリア感のある照明を取り入れる事で、
外見は古そうだけど、中は落ち着くという印象を与える事ができそうです。
お風呂とトイレもリフォーム
お風呂とトイレがキレイだと、空き家がなぜか新しくさえ思えてきます。
逆に、お風呂に黒カビ、トイレに清潔感が無い等の場合、
いくら他の部分の部屋が気に入ったとしても、
賃貸物件としては借りたくないと思うのではないでしょうか。
■コストが勿体ない?
空き家を有効活用したいけれど、家賃で回収しきれるのか
不安だと思われる方もおられるかも知れません。
また、自分達は古く汚い家に住み続けていたので、
リフォーム代金が勿体ないと思われるかも知れません。
賃貸物件にする前に3年くらいは住んでみる
そこで、せっかくリフォームするのだから、賃貸物件にする前に
3年くらい住むというのもいいのではないでしょうか。
もちろん、数年後は賃貸物件になるのですから、
たばこは止めなければいけませんし、客室のようにキレイに使わなければいけません。
空き家を賃貸した後の住居探しもしておく
空き家のリフォームをし、しばらく住んでしばらくのお別れをしている間に、
空き家を賃貸した後に住む住宅探しもしなければいけません。
その際、家賃収入も込みで新しい物件の値段を考えていく事も必要です。
長年住んだ家を手放したくない方にはおすすめ
長年住んだ家をリフォームし、土地とともに売却してしまうよりも、
賃貸物件として使う価値がまだ残っているのであれば賃貸という活用法も有効です。
売却するのは古くリフォームも難しい状況の時に考え、それまでは少しでも有効活用し、
副収入につなげるのは魅力的ではないでしょうか。
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