平井の文化財・史跡巡りを楽しもう~旧中川コースご紹介

平井には歴史ある文化財・史跡巡りの出来るスポットがたくさんあります。
平井の例大祭で活躍する神輿のある天祖神社はじめ、いくつかの魅力的なスポットをご紹介します。

■旧中平井村の鎮守~天祖神社

天祖神社は平井7丁目にある神社です。近隣の安養寺で管理されていました。神社の中心
の神様(祭神)には天皇の祖先の神である天照皇大御神(アマテラスオオミカミ)が飾られ
ています。鳥居は2つあり、入り口上部には、ここからは神聖な領域であるというしめ縄が
飾られています。浅草寺のように、天祖神社にも防災用雨水をためる天水桶(てんすいおけ)
があり、その上には木製の玄蕃桶(ゲンバオケ)が収納されています。江戸川区指定文化財
にもなっている天祖神社の本殿は、空ぶき屋根を銅で覆って作られているのでデザイン的
にも外見的にもワイルド感を醸し出しています。天祖神社の神輿は、4年に1度の平井例大
祭で、約20名の勇士に担がれながら、平井の街を練り歩く名物神輿でもあるようです。

■安養寺~幼稚園も併設

平井駅から7分くらい歩いたところに、天祖神社の別当寺でもあった安養寺があります。
安養寺にはお寺では珍しいとされる富士信仰による山や塚である富士塚があります。江戸
時代に建造された山門の先には、幼稚園があるようです。江戸川区登録有形民俗文化財であ
る富士塚がありますが、東京都では護国寺にしか富士塚はないとされておりとても貴重だ
とされている様です。

■燈明寺~平井の聖天

僧である元暁が開山した真言宗のお寺で平井6丁目にあります。恵祐法師が江戸時代に大
日如来の化身とされる聖天を勧請(神として招くこと)されたそうです。将軍が鷹狩りの際
に立ち寄ったとされています。関東大震災で全壊したものの、関澄道貫主(カンチョウドウ
カンシュ)によって、平等院風の本堂が建立されました。当時、親交の深かった伊藤左千夫
の設計によって境内の茶室は作られたそうです。また、関澄道貫主は正岡子規とも交流があ
ったそうです。

■平井諏訪神社

平井駅から5分ほど歩けば平井の富士塚とも言われる平井諏訪神社が見えてきます。
燈明寺の恵祐法師が信州の諏訪大社から神霊を勧請したと伝えられています。夏祭りや初
詣ではにぎわいを見せる地域の人々にとっては、なじみ深い神社なのだそうです。平井駅か
ら近いので、少し時間があれば途中下車出来そうです。

■浅間神社

平井駅の南側にある古い神社です。道路から見てもワイルド感のある逆井の富士塚で有名
です。建造年は不明ですが、富士塚は6メートルほどあり階段を歩くだけなのですが、パワ
ースポットとでも言いますか、まるで富士登山を都会にいながらイメージ出来そうです。

■平井の渡し

中川(旧中川)に沿った行徳道の渡し場として知られています。行徳道に沿っていくと、
今井の渡しにたどり着きます。平井聖天や成田山への参詣路としても知られている様です。

■小松川神社

小松川3丁目にある獅子が人気の神社です。小松川町になったことで、氏神である香取神
社と天祖神社に参拝するのが不便になったのを機に、昭和12年に建立された社殿は小松川
神社となったそうです。獅子についての伝説があります。昔、社殿にも獅子がいたそうです。
あるお祭りの日の夜、酒代がいるからと若衆連が獅子を質入れしたのだそうです。しかし、
夜になると質倉内で獅子がうなるので怖くなった家人は貸金はいらないから、獅子を引き
取ってくれと願い出たそうです。

■コンパクトながら魅力満載の平井の神社&お寺

浅草寺や護国寺のような大規模な神社やお寺ではありませんが、平井には地域の人々に親
しまれている魅力的でナチュラル感のある神社やお寺が数多くあることが分かりました。
夏祭り時期や初詣時期に平井に訪れた時は、ぜひ観光してみてはいかがでしょう。

This entry was posted in 平井・小松川 地域情報. Bookmark the permalink.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です